タグ: 機材

  • KORG SV-2S 88導入

    KORG SV-2S 88導入

    KORG社のステージキーボード SV-2S 88を導入いたしました。

    2021年に制作用のキーボードとしてRD-2000(現在EXにアップデート)を導入しておりましたが、スタジオレンタルのお客さんからピアノの常設のお問合せもあったりすると対応しきれない部分がありました。アコースティックピアノを置きたいのは山々ですが、スペース的に叶いませんので、折角なら電子ピアノならではの機種をというところで、このSV-2 88鍵スピーカー付きというチョイス。

    エフェクトシミュレーションのために真空管を搭載するという、楽器にそこまでやる?というこだわりがKORGさんならでは。SV-1踏襲のフォルムも素敵です。

    私が88鍵のキーボードを初めて手に入れたのが、もう30年前。KORG T1という機種で、これはもう使い倒しました。シンセなのにシーケンサーが入ってサンプラーのような使い方もできた画期的機種。それもあり、個人的にKORGさんのピアノの音色は電子ピアノの中では一番親しみ深いわけです。

    KORGにはGrandstageという、これも人気のステージピアノがあって、そちらの方がピアノのメモリ量は大きいようですが、そこはPCにつなげば、GB単位のピアノ音色が使える時代。ほかにいくらでも音色はつかうことができます。

    それより本体のつまみを回すだけですぐに変化するのが、マウスに慣れた手にはとにかく楽しくて仕方ない😀

    ご用命いただければ、スタジオレンタル時に使うことも可能です。

  • AKG C414EB導入

    AKG C414EB導入

    AKG C414 EB-P48を導入いたしました。これまで所有していたC414 B-TLIIは90年代のモデルであり、明るさを持ち味にしているのに対して、EBは80年代のモデル。ミッドレンジの厚みのあるサウンドが魅力です。U87のAiと無印との関係性に似たものがありますね。

    それぞれのグリルが金と銀というのが、またわかりやすくサウンドの傾向を表してます。そして、大好きなのはサイズ。主だったコンデンサマイクの殆どが本体サイズもビッグな中で、このC414はめちゃ小型で角張ったシェイプがかわいい。おかげでセッティングに苦労することがありません。


    今回、1073とV402という異なったタイプのマイクプリに同時に二つのマイクを接続して録ってみましたが、結果は予想通り。No EQの状態で1073と相性がいいのはC414 EB、V402にはTLII。もちろんソースによるところはあるので全てではないですが、マイクとマイクアンプの組み合わせは、本当に面白いです。

  • Neumann U87導入

    Neumann U87導入

    2021年に導入した現行U87Aiに加えて、70~80年代のモデルであるU87を新たに導入いたしました。

    現行より昔のU87の方が良いという評価が多いことを聞き知っておりましたが、これについてはそうとは言い切れないと思います。アウトプットゲインAiの方が大きいので、より柔軟に対応できるのは現行モデルというのはあります。

    詳細な比較をしてみようとローノイズなNeumannのV402につないで、ゲインだけ上げてみるとこんなに空気感が違うか!となり、実際に声を録ってみると中域に差が現れます。しかしながら、曲中で使うとそこまで極端に違うわけではなく、そこはノイマンのチューニングの凄さなのかもしれません。ということで、どちらも良い音で録れることは間違いないので、その違いを楽しんで収録に生かしていきましょう!

  • Neumann V402, Oram sonics EQ Comp導入

    Neumann V402, Oram sonics EQ Comp導入

    こちら英国JOHN ORAM氏設計のハードウェア機材を2機種導入。写真上段がステレオEQ、Hi-Def 35 Limited Edition、下段がステレオコンプレッサーSonicomp 2です。どちらもマスタリングにも使える程のクオリティを持った名器です。

    Hi-Def 35は6バンドLow Sweep, Low Shelf, Low mid, High Mid, High Shelf, High Sweepに加えて、上下のLow cut, High Cutまであるので、狙った音をどこまでも追い込んでいける作りになっています。基本的に録りの補正に使う用途なのですが、ついつい隣のノブを触ってみたりついでに大きく回してみても、それが美味しい味付けになってしまうくらい楽しいEQです。

    Sonicompの方は、オプティカルとVCAという全く違う2種類の減衰方式を同時に使うことができるという類稀なコンプレッサー。弊スタジオではオプティカル → VCAというセッティングにしてモノラル収録で使っていますが、とても自然で扱いやすいサウンドに仕上げてくれます。パネルのフォントが丸っこかったりOramロゴの中のLEDが黄色と青の色違いになってたりして、質実剛健な業務機器の中では珍しいキュートさがありますね。

    Neumann V402も2chのマイクプリアンプ。プリアンプとはマイクが拾った音を大きくして耳に届く音量に合わせる機械なのですが、電気的な変調を加える過程で必ず音質は変化してしまいます。
    レコーディングには、この過程を積極的な音づくりに活かす場合と、できるだけ小さい変化にとどめたい場合の両方がありまして、このV402は小さい変化のまま音楽的に聴かせる名手という感じです。ゴールドパネルに赤ラインというどこかラグジュアリー感を醸し出す異質さにノイマンの本気を感じます。

  • AMS Neve 1073DPX導入

    AMS Neve 1073DPX導入

    時代を超えた大定番の1073ですが、オリジナル機が誕生したのはすでに50年以上も前。そのサウンドは故ルパート・ニーヴ氏の卓越した技術と聴覚がもたらした大いなる遺産と言えるでしょう。

    そんなビンテージモデルを現代に蘇らせたAMS Neveのステレオ2chバージョン。マイクプリアンプだけですでに独特の味のあるサウンドが、EQを使うとまたガツンと色付けされて放出されます。

    これでスタジオのマイクプリは、SSL4000, 9000。AMSから1073と8801。RND Shelfordと真空管のML-1という大変充実したものとなりました。SSLのプリで拾って1073のEQを通すというようなことも簡単にセットアップできるので、今後さらに幅広い音作りに挑んでいくことが可能となります。

    ちなみに前回書いた通り、初めてのお客様のファーストチョイスはShelford Channelです。もし他にご希望がある方はセットアップいたしますのでお申し出くださいませ。

  • Rupert Neve Designs Shelford Channel導入

    Rupert Neve Designs Shelford Channel導入

    ビンテージサウンドを現代のニーズに合わせて磨きをかけた米国Rupert Neve DesignsのShelford Channel。この時代の一つの定番機種といってもいい完成度で人気のマイクプリアンプです。

    機材の音の良さを言葉で表現するために、スイートやシルキー、クリーミーといった単語がよく用いられるのですが、それは全て「気持ちよさ」ということに集約されるのだと思います。マイクを立てて録音しただけの音がすでに気持ちいいというのは、音を操る人間としてこれほどありがたいことはなく、それを現代の技術を持って安定運用ができるという誠にありがたい代物。

    メーカー名にもなっているルパート・ニーヴ氏は、イギリスでお生まれになって2021年にアメリカでお亡くなりになるまで、先進的な録音機材を発明し歴史的な名品をいくつも生み出したお方。「気持ちいい音」という形ないものを理論的に回路図に落とすことが可能だったのはやはり天賦の才ですね。栄光のブリティッシュサウンドが陰影があってクールなのはミュージシャンの音楽性だけでなく、そういう匠の存在があったことは間違いありません。

    同機は納入当日より、弊社スタジオ「新河岸音楽工務所」のファーストチョイスとして活躍中です。

  • DSPeaker Anti-Mode 2.0 Dual- Core導入

    DSPeaker Anti-Mode 2.0 Dual- Core導入

    フィンランドの音響機器メーカーDSPeakerのAnti-Mode2.0 Dual-Coreを導入いたしました。調整自体は専用マイクを立ててスタートするだけで、超スローなスイープ音が何度か流れて完了という簡単なもの。10分後にはすぐに結果が反映されます。低域の定在波をやっつけるにはとても有効なシステムですね。お客様専用のニアフィールドモニタをチューニング、元々優良な特性のブースが、さらに整って分離の良さが際立ちました。


    これで弊社のサウンドシステムは、NEUMANN MA1、Genelec GLM、そしてこのDSPeakerの三種類の音響補正システムを併用することになりましたが、NEUMANN KH750を噛ませたATC SCM25AとC8-Referenceの出音がものすごくスムーズにつながってくれたのが、今回の導入で得られたとても大きな収穫です。

    同時にSALogicの音響パネルも大きいサイズを増設し、お部屋自体の音響改善も行いました。

  • audio technica AT5047導入

    audio technica AT5047導入

    日本が世界に誇るハイエンドマイクロフォンaudio technica (オーディオテクニカ) / AT5047を導入いたしました。

    指向性の切り替えやローカットスイッチなど一切無い設計思想に、対象物そのものの音を拾うことだけに専念するこだわりが感じられます。U87より2回りくらい小さく見えるルックスがまたキュートですね。

     

    トランスを積んだ音色は、しっかり存在感がありながら優しい色付け。スイートスポットに鋭さを感じるため、レコーディングにある程度慣れた方の利用に適するようです。こちらのマイクも、U87同様に常備しておりますので、試したい方はいつでもお申し出ください。

    さらに、大人数でのレコーディングに対応するため、SPL 2860 2Control Monitor Controller、CEC HD53Rの2機種のヘッドホンアンプを導入いたしました。これにより6名まで独立したボリュームでのハイクオリティなモニタリングが可能になりました。


  • 新河岸音楽工務所・機材大幅拡充

    新河岸音楽工務所・機材大幅拡充

    2023年明けましておめでとうございます!新河岸音楽工務所オープンから3年目となります。おかげさまで、昨年度には大変なご好評をいただき、予約が取れないとのお声まで聞くようになりました。特に冬のシーズンはよさこい祭の楽曲制作枠でスタジオが稼働しているため、ご利用いただける日数が限られてしまいますことをお詫び申し上げます。

    2022年の秋には、英国ATC社SCM25A PROに組み合わせて独NEUMANN社のサブウーファーKH750 DSPを導入し、音響特性のアラインメントを行なったことにより、ワールドスタンダードに並ぶ大変優れたメインモニター環境を整えることができました。また、Apple M1 Ultra仕様のMac Studioをメインマシンにしたことで、より一層細かいディティールまで追い込んだミックス・マスタリングが可能になっております。他にもヘッドホンアンプのグレードアップやデジタルクロックの高精度化など、常時レコーディング環境のクオリティアップを図っております。

    初めてレコーディングされる方にも、最高の音を体験していただきたいという想いで今後もより一層の充実を目指して参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

  • Symphony I/O MKII, X-Rack, M03導入

    Symphony I/O MKII, X-Rack, M03導入

    米Apogeeのオーディオインターフェイス Symphony I/O MKII、英SSL社のX-Rack、そして日本のコニシス社のモニタコントローラM03を導入いたしました。

    Symphony I/O MKIIはThunderboltのインターフェイスとして稼働させ、Metric HaloのLIO-8mkIVをAD/DAとして併用しております。タッチパネルの操作性が抜群でかつMacとの相性がとても良いApogeeと、ストレートな音質のMetric Haloの最新コンバータを使用することにより、優れたオーディオの入出力環境が整いました。

    Solid State LogicのX-Rackは、2000年台にデビューした超高級コンソール XL9000K用に開発されたヘッドアンプをスモールスタジオでも使えるようにしたXR621をステレオ仕様で2機組み込んでいます。コニシス社のM03もオールアナログ構成のモニタコントローラ。ボリュームのコントロールという基本的な操作を、音質の妥協をせずにノーストレスで行うことができる、とてもありがたい機材です。

    デジタルドメインでの作業が多いうちのスタジオですが、優れたアナログ環境は作業をしていてとても気持ちがいいものです。

  • MetricHalo LIO-8mkIV ,Apple MBP  M1 Max導入

    MetricHalo LIO-8mkIV ,Apple MBP M1 Max導入

    米Metric Halo社のオーディオインターフェイス LIO-8mkIV、またApple社のMacbook Pro M1 Maxを導入いたしました。

    Metric Haloの製品は驚異の製品寿命と、自由自在のルーティングといった点で抜きん出たクオリティであることは以前から知っていたのですが、設計思想がちょっとマニアックなため(笑)これまで足踏みをしていました。新しく開発された『3d』と呼ばれるネットワークオーディオソリューションについても、現時点でのドライバがβ版で日本語の情報が少ないこともあり不安でもあったのですが、AD/DA周りが新設計になったmkIVが2021年末に発売になり思い切って導入に踏み切りました。

    M1Macにも対応しているとの情報の通りUSBであっさりと認識され、さらにEthernet接続でもOS MontereyとLogic Pro 10.7.2上で大変安定して稼働しています(buffer size:64, buffer range:Small, Mutithreading:Playback Tracks)。気になるAD/DAの方ですが、いままだデジタル上での動作しかテストしていませんので、今後現場で使いながら見極めていくことになります。

    そしてMBPです。クリエイター各方面から大絶賛の声を聞き、急遽導入をいたしました。M1に未対応のアプリケーションは存在するものの、Rosetta2の完成度もあり大変パワフルな作業をあっさりと行なってくれますので、今後はこちらがメインのCPUとして稼働させていきます。併せてThunderbolt4環境での5.7T SSDストライピングRAIDも導入。作業のバックアップ体制も万全です。

    追記
    M1Mac導入で予想外だったのが、USB Midiの取り扱いです。これまでキーボードからダイレクトにUSBで繋げば簡単に音が出ていましたが、M1Macでは作動しません。USBに電源が供給されていないのが原因?など聞きましたが詳細不明です。色々試しましたが、オーディオインターフェイス上のMIDI端子に、Midiケーブルでキーボードと接続するのが一番安定している様です。おかげでもう何年も使っていないMidiケーブルを引っ張り出すことになりました。

  • Neumann U87Ai ,KSDigital C8-Reference導入

    Neumann U87Ai ,KSDigital C8-Reference導入

    Neumann社のマイク U87Ai、そしてKSDigital社のモニタスピーカー C8-Referenceを導入いたしました。

    位相が優れていることが同軸のスピーカーの特徴として知られています。これぞ!というのをスタジオに導入したいと様々に検討した結果、このC8-Referenceに行き着きました。その大変豊かな低域に、デジタルスピーカーとは思えない力強さが魅力。ニアフィールドの枠を超えて、スタジオ奥のソファーまでしっかりとサウンドを届けてくれます。

    そしてNeumann社のコンデンサマイクU87Ai。最近はマイクのチョイスにこだわりを持ったお客様も増えてまいりましたので、最もスタンダードな機種をと導入いたしました。どちらも銘品といわれるプロダクト、共通するのは、Made in Germanyの落ち着きといったところでしょうか。